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合同誌(一部抜粋)
2008-02-12 Tue 15:26

やりにげさんとの合同誌「Nahe des Geliebten am Valentintag」 表紙~vvv
うおお、おいしそう!!!(笑) 可愛いvv
本が出来上がってくるのが、ホント楽しみでたまりません~vv

20080217valentintag-s.jpg




というわけで。
風太担当分の小説、以下一部抜粋↓
銀次がいつもと違いますが、たらし蛮ちゃんのとこの銀次は、まだ雷帝入ってるいわゆる雷銀ちゃんなので、かなりしっとりめvなのでございます。
んでもって、気がきつい(笑)
ま、しかし。どんな銀次にでも蛮ちゃんが首ったけなのは変わりませんけどもvv














(溺愛カタルシス~Breathless Loveシリーズ~)







やれやれ、またか。

 歩道橋の階段をゆったりと昇りながら、蛮が片目を眇めさせる。
 しかし何だってこうも。一人で待たせると毎度毎度、物の見事に数分で誰かに声を掛けられるのか。しかも老若男女問わず、だ。(圧倒的に若い男が多いということも、かなり気に入らない)
 いったい、どういうフェロモンを巻き散らかして、人を寄せ集めているんだか。


「行かない」

 ぴしゃりと言い返す口調は、抑揚なく。容赦なく。
「ねえ、そんなこと言わないでさぁ」
 それでも、まったく諦める気配なく、男が尚も細い肩を抱き寄せて言い寄ろうとする。が、その手は瞬時に金髪の少年の手によって、きれいにはたき落とされた。
蛮が、ヒュウ!と小さく口笛を吹き鳴らす。
「しつこいんだけど」
 長身の青年二人を見上げて、琥珀の瞳がきっとその顔を睨みつける。きつい表情。
 太陽に反射して輝く、黄金の髪。
 ついつい見とれてしまいそうになって、蛮はフ…と目を細めた。
 確かにひどくご執心だ。わざわざ他人に指摘されるまでもない。
 そんな少年の容姿を褒めちぎって、さらに近づこうとした男たちが、少年の背後から近づいてきた蛮に気付くと、サッと顔色を変えた。
「お、おい、あれ…!」
「やべ…! み、美堂さん、じゃね…!?」
 まるで、そのヒソヒソと囁き合う声が聞こえたかのように、蛮が咥え煙草の口許にニヤリと凄みのある笑みを浮かべる。青年のきれいな顔が、瞬時に二人して引き攣った。
 そのまま少年の背後まで来ると、蛮がやおら細い首を抱くようにして、滑らかな首筋へと指を這わせる。驚いた琥珀が、はっと振り返った。やや視線を上げて蛮の顔を見る。
「よぅ、べっぴんさん」
 蛮の手が少年の肩を抱き寄せ、耳元に唇を寄せて、甘い低音を響かせた。
「そんなヤツらはほっといて、俺と遊ばねえ?」
 紫紺に真近で見つめられ、少年の頬が、どきりとしたように色づいた。見開かれた琥珀の瞳がゆっくりと細められ、口許に微笑が浮かぶ。俄に緊張を解いた身体は、応えるように蛮へと傾き、そっと体重を預けてきた。
「どうよ?」
 再度誘われ、軽く頬に唇を寄せられ、色づいた頬がさらにバラ色に染まる。
 だけども。
 ふわりとしたやわらかな微笑とともに返された台詞は、反して、かなりつれなかった。
「おことわり」
「あん?」
 途端に、蛮の片眉が自然と弓なりに持ち上がる。おいおいと内心で呟いた。
 この状況でふるか、普通。
 まったくこの野郎は、と思いはするけれど。浮かべた苦笑は、なぜだかどうにも甘ったるい。
 だが靡かないというのなら、それはそれで致し方ない。
「そいつぁ、残念だ」
 笑みを含んで、そう返す。肩を抱き寄せていた手をあっさりと引いた。
「あんた、かなり俺の好みだったんだがな。ま、残念だが、仕方ねえ。他を当たるか」
「え…」
 予想もしていなかった展開らしく、少年がきょとんと琥珀を丸くした。
 が、蛮はといえば既に少年に背を向け、橋の逆サイドへと向かって歩き出している。
 先程まで絡んでいた男たちの姿は、もう影も形も見えなかった。
 あっけにとられたように、去って行く蛮の背をぼーっと見送っていた少年が、やがて気付いてはっとなる。まるで、母親に置いてきぼりをくらった子供のように、慌てて後ろをついて歩き出した。すぐに小走りになる。

「蛮ちゃん、蛮ちゃん」

 やや慌てた声に呼ばれて、蛮が立ち止まり、振り返る。同時に、追いついて来た少年が身体をぶつけるようにして、蛮の腕にしがみついた。
「ま、待って」
「おう?」
「どうして? ひどいよ」
 拗ねたみたいに抗議する声に、蛮がくくっと笑いを漏らす。傍らに来た腰に腕を回して抱き寄せ、瞳を近づけた。真直ぐな琥珀が、瞬きも忘れて蛮を映す。
「こーら。ぎーんじ」
「うん?」
「ったく。いい度胸じゃねえか。この俺様を袖にするたぁよ」
「だって。だって、それは」
 同じ言葉を言い連ねて、唇が少し尖る。
「だって。だって、蛮ちゃん。オンナノヒトの匂いがしたから」
「…あぁ、そいつは」
 抗議めいた手厳しい台詞に、本気の苦い笑みを漏らして、蛮が困ったように言葉を濁す。それでも、仕事だから仕方ねぇだろうとは、傷つけてしまいそうで、わざわざ口にしたくはなかった。
 代わりに、詫びるように宥めるように、頬にやわらかく唇を押し当てる。
 だが、どうやら。
 唇が尖った原因は、そっちばかりでもないらしかった。










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あ。そうだ。
当社比ではありますが、えっちもがんばっておりますので(あくまでも当社比)、当然ながら18禁でございますよー。
って、GBであんまりこういう注意書き、必要ない気もするんだけど(笑)


よかったら17日の蛮銀オンリーで、ぜひぜひお手にとってやってくださいませーvvv
先着30名くらい(だっけ?)にちょっとしたプレゼントも用意してございますvv
(基、ありがとーーvvv)
ぜひぜひv

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